こんにちは。
吉祥寺の花とクリスタル、ヒプノセラピーのサロン「セレスチャルガーデン」のとしこです。
今生「自分を解放できない」というお悩みを持たれていたクライエント様のセッションをご紹介します。
今回のクライエント様も、ヒプノセラピーを受けるのは全く初めてとのことでした。
前世療法にて、最もお悩みに影響を与えている記憶へ入っていくことに。
イメージの練習から始め、徐々に深い催眠へと入っていきました。
前世へと入っていくと、まず感じたのは、つま先がキュッとした可愛らしい靴でした。
身に着けているものは、ピンクのふんわりとしたスカートの丈の長いドレス。
年齢は22歳。
お茶会の準備をしている宮廷の中の庭園にいるようでした。
使用人がお茶会の準備をしています。
天気は良く、気持ちはいいのだけど、何も感じない。
何も期待していないとおっしゃいます。
少し年齢を戻り、なぜ、このような感情を持つようになったのか
その原因となるシーンへと移動してもらうことに。
すると、9歳くらいなった前世の女性。
暗い屋根裏部屋で、一人、寂しいと感じています。
ですが、なにか不安があるような、怖いようなことはなく、
とても平穏な中で感じている寂しさ。
そして次に見えて来たのは、テーブルの椅子に座って、緊張しながら食事をしている場面でした。
家長が目の前におり、家長は固く、ちょっと怒っているような感じがしています。
そこで家長に人格を移動し、家長の気持ちを味わってみます。
家長は、目の前にいる前世の彼女を、説得しているようでした。
引っ越すことになったと。
それをどうしたら、うまく受け入れてくれるのか。
そして再び、家長から前世の彼女へと人格を移動すると、
前世の彼女は、家長の言うことを受け入れるしかないと思っているということでした。
家長は家長のほうで、彼女にすまないという気持ちを持っているようでした。
それから次の場面へと年齢を移動すると、前世の女性は30歳になっていました。
大きくて豪華な天蓋のあるベッドが部屋にあります。
そこには他に誰もおらず、一人で月を見ている場面でした。
寝ようと思いながら、月を眺めている。
その彼女の心は、このまま、ずーっと、こうして過ごすのだろうなという
諦めの中に留まっていました。

この場面をクライエント様が体験しているとき、
実際のクライエント様は、非常に下腹部に変化を感じていらっしゃいました。
内臓が動き始めたそうです。
何一つ困ることはないけれど、家族はおらずお手伝いさんと暮らす日々。
それから死を迎える場面へと移動すると、前世の女性は60歳くらいになっているようでした。
また窓から、月が見えています。
そして、虚しさを体と脳に感じています。
その虚しさとともに、この人生を終えていきました。
その後、魂は、生と死の中間にあたる場所”中間世”へと行っていただき、ゆったりとした中で
この人生を振り返っていただきました。
何もしなくても生きていけるのだけど、虚しい。
もっと人と関わればよかった。何もしてこなかった。
まわりに人がいたのかもしれないけれど、見ていなかった…
前世の彼女の思いが深く語られました。
そしてその思いを、
顕在意識に上がってきた、全ての思いを清めたのち、
ハイヤーセルフともいえる存在のマスターに、意識の中で姿を現していただき、
メッセージをいただきました。
それは、言葉でもイメージでもなく、”体感” でした。
クライエント様はそれをしっかりと感じ、受け取り。
そして催眠から覚め、現実世界へと戻ってきていただきました。
ストーリーとしては、このような前世療法をさせていただきました。
セッションの振り返りやご感想は、次の記事にてご紹介させていただきます。
M様。この度も、貴重な体験を、ありがとうございました。